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6月の花嫁
気候もめっきり春らしくなってきて、式場の繁忙期、ジューンブライドが近づいてきた。
なぜ梅雨の時期が「結婚の季節」なんでしょ
もともとはローマ神話に出てくる女神ジュノー(Juno)の月が6月だからというものらしい。
また、6月の欧州が晴天続きということもあるようだ。
衣裳店のジュノウの店名の由来もここからじゃないのかな。
昔は、日本では雨ばかり降る6月に結婚式を挙げるカップルは少なかったんだけどね。
閑散期を盛り上げようとブライダル業界が欧米の言い伝えを“輸入”して結婚に不向きな季節を「結婚の季節」にしちゃった
教会式同様に欧米に憧れる気持ちは分かるけど、よりによって梅雨の真っ只中というのは・・・
とはいえ、一極集中を避けるには、気候的に不利なくらいが丁度いいのかもしれないね。
雨降って地固まる、という諺もあるくらいだし。
何でもプラスに考えれば、多くの物事は丸く納まるのかも・・・
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六輝について
六輝について教えて欲しい、との読者の方からのご質問。
冠婚葬祭には大安、友引、仏滅なんて言葉がよく使われるけど、今日は六輝について考えてみよう。
六輝とは、中国から伝わったもので歴注をあてはめたもの。
*歴注(れきちゅう)とは・・・1872年の改暦以前の暦に記載されていた注記。
十二直や九星など、ほとんどは日の吉凶に関することなどが記載されていた。
六輝は、元々「六曜」と言われていたが、明治以後「七曜(月火水木金土日)」が利用されるようになり、これと区別するために「六輝」と言われるようになったんだ。
六輝とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つで、旧暦の月により順番に配されている。
「六輝」も「七曜」も日々の吉凶を占うためのものだったが、明治時代に六輝を吉凶を占う手段として用いることを禁止した経緯があるんだよ。
御上が禁止したので、逆に庶民の間でこっそりと浸透していったのかもね
余談だけど、旧暦は月齢と深い関係があって、旧暦の1日はすべて新月。
風水や占いも全て旧暦だからね。
旧暦の1・7月の1日は「先勝」、2・8月の1日は「友引」、3・9月の1日は「先負」、4・10月の1日は「仏滅」、5・11月の1日は「大安」、6・12月の1日は「赤口」という決まり事。
だから、六輝が継続的に同じ間隔で繰り返されていく訳じゃないんだ。
例えば、今年の旧暦3月27日(5月2日)は「大安」、旧暦4月1日は「仏滅」の決め事だから、翌日の2日(5月6日)は「大安」。
本来なら六輝だから6日後にならないと来ないはずの「大安」が4日後に来てしまう。
例年、ゴーデルデンウィークは六輝の廻り合せはいいんだけど、浜松祭りのせいか、長期旅行に都合が良いのか婚礼実績は芳しくないんだよね
これで六輝の仕組みは大体理解していただけたかな
それでは、みなさんが一番気になる六輝の吉凶について。
「先勝」せんしょう・さきがち・せんかち
万事急ぐことに吉、訴訟事は先手必勝の日とされています。しかし午後は何をするのも凶とされています 。
「友引」ともびき・ゆういん
午前中と夕刻と夜は相引きで勝負なしの日です。ただし昼は吉慶事に用いて凶となります。しかも"凶事に友を引く"と伝えられ葬儀を行うことは、禁忌とされ火葬場は休日となっています。
「先負」せんぷ・さきまけ・せんまけ
もともとは吉日に入る日柄だったものが、先んずれば期待に反する日ということになり、何事も控えめにして静観しているほうがよいとされ、特に公事や急用は避けたほうが無難としています。ただし午後は大吉です。
「仏滅」ぶつめつ
何事においても用いてはならない日とされ、特に開店、移転など、新規に事を起こすことはもちろん避けなければいけません 。
「大安」たいあん・だいあん
全てにおいて吉で、結婚、旅行、建築、移転、開店など、何事をするにも吉日とし、積極的に進めて良い日となっています。
「赤口」しゃっこう・じゃっく・じゃっこう
この日は正午のみ吉ですが、その前後は新規の事はもちろん、何事をするのも忌むべき日です。
一般的にはこのように理解されていると思うけど、「鰯の頭も信心から」的なものだと思うな。
異邦人が尊敬する風水の先生も常々「風水も絶対ではない。あくまでも統計学だから、選択するひとつの判断材料だ」と仰っている。
なるべく安くゆったりと結婚式を挙げたい、という目的があれば閑散日の仏滅を選んでも良いと思うし、六輝がどうしても気になれば、日柄が良い大安・友引を選択すれば良いと思う。
当然、料金と待遇の差は避けられないけど、個人個人の考え方ひとつだね。
都合の良い日を選んだら、たまたま六輝の○○だった・・・ぐらいの感じでいいんじゃないのかな
六輝に拘るよりも、招待客が参列しやすい日を考えてあげたほうが賢明だと思うよ。
異邦人の結婚式は○年前の10月1日の水曜日、妻の同僚たちが水曜日休みだったからなんだけどね。
六輝はたまたま大安だったな。
ちなみに以下の文は、某大手出版社の手帳担当者が六輝の項目を削除した経緯を顧客に説明しているものなので参考までに。
”記載中止は、98年5月19日朝日新聞・夕刊の『社員手帳の六曜の削除を訴える「迷信と因習をなくす会」』という見出しの記事をお読みになった手帳原案者○○○○氏のご意向でした。六曜の記載中止を検討するにあたり、私どもで暦に関する書籍を調 べたところ、1872年の改暦に際して迷信に属する歴注は禁止されたにもかかわらず、六曜はそれまであまり知られていなかったため徐々に民間に流布し、戦後の出版の自由から現在のように広まったものであり、「六曜は迷信である」という記載がほとん どでした。
よって弊社といたしましては、六曜は俗信であり、現代のカレンダーとは関係のない運勢暦であるという見解から、このような歴注は弊社の手帳に似つかわしくないと考え、六曜の記載を中止いたしました。また、最近の手帳業界では同じような理由から六曜の記載を中止する動きも出始めてきています。”
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